怠惰の美徳
今日は2週間ぶりの1日雨の日、読書ディ。
昨日 BOOKOFFで購入。
書名にある”怠惰”の文字が気になり
怠惰に・・・美徳なんてあるの?
・・・で買った本。
”怠惰の美徳” (中公文庫)
自分が如何に怠惰であるか語られているが、
その書き方がユーモラスで 文章も秀悦、ついつい読み続ける。
昭和の直木賞作家、梅崎春生のエッセイと短編小説を文庫にまとめたもの。
「聴診器」「百円紙幣」に爆笑。現代に通じまくりの面白さ。
読後に想ったのは 「怠惰」というより
やる気がおきず、働かず、酒・酒・・で寝る、
その間に溜まってきた負のエネルギーの暴発のような。
しかし、単なるきれいごとが蔓延している現代、
怠惰の心境を 違う側面から見ると
満更 居心地がよさそうかも。周りは大迷惑だが(笑)
しかし 健全な心は維持できないどころか歪な。。。
怠惰の美徳・・
”美徳” なんて歪なたとえ
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