映画:乳母車

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映画:乳母車石坂洋次郎小説の映画化 ”乳母車(うばぐるま)” を楽しんだ。

学生時代のほんの一時期、石坂洋次郎の小説にハマッてた時期があり 懐かしく感じた。

主演の石原裕次郎のデビュー年の作品らしいい。当時22歳、若い!!
デビュー作品「太陽の季節」の年に撮られたらしいが 太陽族映画やアクション映画でなくとは違うごく普通の青年を裕次郎が演じたという意味では、珍しい作品ではないか。、台詞はへたくそ(笑)。

内容は 父親に愛人と子供までいることを知った大学生の娘が、愛人の弟とともに問題解決の道を探ろうとするドロドロとした内容を 石坂洋次郎流にからっと仕上げている。
当時 日活の石坂原作ものは、吉永小百合らの純愛どらまが 専売特許でしたよね~。

さて 裕次郎の飾らない演技に魅力があったが 男優陣ではなんてたって、宇野重吉が良い。
駄目な父親を演じていても その駄目さが嫌味に思えない演技力。さすがである。




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