コーン定植と遅霜の話

カテゴリー │スイートコーン

コーン定植と遅霜の話2回目のスイートコーンの定植です。

1回目420苗分が 5月5日。今回が種600粒分です。

結果的に 今回定植の苗の数は529。

発芽率が 88%でした。今回の品種は”恵味ゴールド”です。

コーン定植と遅霜の話
コーン定植と遅霜の話


先回の品種は”あんみつ姫2世”で 発芽率85%。

あと 3回目の定植は1週間後予定の 種900粒分です。

これは 今 セルトレイで育苗中です。

さて1回目の苗は遅霜対策で2重のトンネルの中で栽培してましたが 苗が20㎝近くに成長。コーン定植と遅霜の話

今のところ順調です。近々トンネルは取る予定。勿論 今回の2回目以降は トンネルはしません。

まだ 遅霜が 絶対無いという保証はないのですが 後は天気を祈るばかりです。
標高800mのここ里山は ”遅霜”が 重要な考慮要素なんです。

ところで ”遅霜” とは 晩春から初夏にかけての霜。
移動性高気圧におおわれると、夜から朝にかけて風が弱く晴れるので、放射冷却によって気温が下がり霜が降りる。
新芽がでる時期なので被害が。特に日本茶などの栽培では、霜を避けるために 早朝に扇風機をまわしてる風景は有名。

また 霜の害というのは 降りた霜に因るものではなく、朝日で霜が溶けて蒸発する際に気化熱を奪われて野菜が凍死することなんです。
従い 昔 ハウスやトンネルが無い時は  霜が降りそうな日は 霜が降りる朝4時前に畑に来て 霜が降りたらすぐに水を播いて凍るのを防ごうとしたらしいのですが これは 理にかなってないということかな(?)

畑で タイヤなどを燃やしてその熱風を送って 野菜を暖めた・・というのは 理にかなってる・・・。



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